「宅建は独学でも合格できるのだろうか?」
これから宅建を合格したいと考えている方の中には「いや資格学校や通信講座を利用するべきじゃないか。それとも独学で勉強するべきか……」と決心がつかない人も多いのではないでしょうか。
私は宅建試験に独学で合格しました。
勉強に使ったのは、基本書と問題集などで合計約13,000円。資格学校には通わず、高額な通信講座も利用していません。
ただし、「独学なら安く簡単に合格できる」と言うつもりもありません。
私の場合、合格するまでに約1年間勉強しました。
もともと勉強する習慣がほとんどなかったため、最初は机に向かうこと自体が大変でした。
この記事では、実際に独学で宅建に合格した私の経験をもとに、独学にかかった費用や勉強期間、苦労したこと、そしてどのような人が独学に向いているのかを紹介します。
これから宅建を目指す方の参考になれば幸いです。
PR このリンクはアフィリエイト広告を含みます。私が実際に使った基本書の最新版で、理解しやすく勉強を進めやすかった一冊です。 ↓
宅建は独学でも合格できる
最初に結論から言えば、宅建は独学でも十分に合格を目指せる資格だと思います。
もちろん、簡単な試験ではありません。
覚えなければならないことは多く、法律を初めて勉強する人にとっては、基本書を読んでも何を言っているのか分からない部分も出てくるでしょう。
それでも、基本書を読み、問題集や過去問を繰り返し解きながら知識を身につけていけば、独学でも合格は可能です。
私自身がそうでした。
ただし、資格学校や通信講座を利用する場合と違い、独学では「今日は何を勉強するのか」「どこまで進めるのか」「苦手分野をどうするのか」といったことを自分で考えなければなりません。
その意味では、独学には自分で勉強を続ける力が必要になります。
私が宅建合格までに使った教材費は約13,000円
私が宅建の勉強に使った費用は、記憶している範囲では約13,000円でした。
主に基本書と問題集などの教材代です。
資格を取得するための費用として考えれば、かなり安く済んだと思います。
これが独学の大きなメリットでしょう。
資格学校に通ったり通信講座を利用したりすれば、それなりの費用が必要になります。
もちろん、お金を払う代わりに、分かりやすい講義を受けられたり、学習スケジュールを組んでもらえたり、分からない部分を質問できたりするメリットがあります。
独学の場合、それらを自分で補わなければなりません。
私はお金をあまりかけなかった代わりに、時間を使いました。
私は合格まで約1年間かかった
宅建の勉強時間について調べると、「○か月で合格」「○時間で合格」といった情報を目にすることがあります。
実際に短期間で合格できる人もいるでしょう。
しかし、勉強に必要な期間にはかなり個人差があると思います。
私は約1年間かけました。
振り返ってみても、私の場合はそれくらいの期間が必要だったと思っています。
もともと勉強する習慣がほとんどなかったからです。
学生時代から毎日机に向かって勉強することに慣れている人と、長い間ほとんど勉強してこなかった人では、同じスタート地点とはいえません。
私の場合、宅建の内容を覚える以前に、まず「勉強する習慣を身につけること」から始める必要がありました。
一番大変だったのは「勉強グセ」をつけること
宅建の勉強を始めた頃は、なかなか集中できませんでした。
基本書を開いても長時間集中できない。
問題を解いても間違える。
知らない法律用語も次々に出てきます。
そんな状態からのスタートでした。
しかし、短い時間でも勉強を続けていると、少しずつ机に向かうことが当たり前になってきます。
私はこれを「勉強グセがついた」と考えています。
一度この習慣ができると、以前よりも勉強を始めることへの抵抗が少なくなりました。
最初から何時間も勉強できなくてもいいと思います。
まず基本書を開く。
少しだけ問題を解く。
そして翌日も続ける。
こうした積み重ねが、結果的には合格につながったのだと思います。
基本書を読むだけではなく問題を解く
私の宅建学習では、基本書だけでなく問題集にも取り組みました。
宅建では、基本書を読んで「分かったつもり」になっていても、実際に問題を解いてみると間違えることがあります。
問題を解くことで、
「ここを勘違いしていた」
「この部分を覚えていなかった」
「似たような制度を混同している」
といった弱点が分かります。
間違えたら基本書に戻って確認し、また問題を解く。
この繰り返しが重要だと思います。
独学では先生が「ここを間違えていますよ」と教えてくれません。
だからこそ、問題を解いて自分の弱点を自分で見つけることが大切になります。
模試で初めて手応えを感じた
勉強を続けていても、自分の実力がどの程度なのかは意外と分からないものです。
私も最初から「これは合格できそうだ」と思っていたわけではありません。
しかし、勉強を続けて模試を受けたとき、少しずつ手応えを感じるようになりました。
「もしかしたら合格できるかもしれない」
そう思えるようになったことで、その後の勉強にも力が入りました。
独学では周囲と自分を比較する機会が少ないため、模試などを利用して現在の実力を確認するのも一つの方法だと思います。
不動産の実務経験があったから合格できた?
私は不動産業界で働いた経験があります。
そのため、
「不動産の仕事をしていたなら、宅建も簡単だったのでは?」
と思われるかもしれません。
確かに、宅建業法については実務経験が役立った部分がありました。
しかし、宅建試験のすべてが実際の不動産営業の仕事と直結しているわけではありません。
権利関係をはじめ、普段の仕事だけでは十分に身につかない知識も多くあります。
実務経験が多少プラスになったことは否定しませんが、それだけで合格できる試験ではありませんでした。
結局は、試験に必要な知識を一つずつ勉強して覚えていく必要があります。
独学の最大のメリットは費用を抑えられること
私が考える独学最大のメリットは、やはり費用の安さです。
私の場合は約13,000円でした。
基本書や問題集を購入する程度なら、資格学校や通信講座と比較してかなり費用を抑えられます。
「資格を取りたいけれど、できるだけお金をかけたくない」
という人にとって、独学は魅力的な方法です。
また、自分の好きな時間に勉強できるのもメリットです。
朝でも夜でも構いません。
今日は30分、時間がある日は2時間というように、自分の生活に合わせて調整できます。
ただし「お金を使わない代わりに時間を使う」こともある
独学にはメリットだけでなく、当然デメリットもあります。
私自身の経験から一番伝えたいのは、
「お金をかけない方法が、必ずしも一番楽な方法ではない」
ということです。
私は教材費約13,000円で合格できました。
しかし、その代わり約1年間という時間を使いました。
もちろん、資格学校に通えば必ず短期間で合格できるわけではありませんし、独学でも数か月で合格する人はいるでしょう。
それでも、自分で勉強方法を考え、自分で理解し、自分でモチベーションを維持する独学では、遠回りすることもあります。
費用だけを見て独学を選ぶのではなく、自分に合った勉強方法なのかを考えることが大切です。
宅建の独学に向いている人
私自身の経験から考えると、次のような人は独学と相性がいいと思います。
できるだけ費用を抑えたい人
教材を自分でそろえれば、比較的少ない費用で勉強できます。
自分のペースで勉強したい人
決められた時間割ではなく、その日の予定に合わせて自由に勉強できます。
通学や集団授業にストレスを感じやすい人
人が大勢いる環境より、一人で集中する方が楽だという人もいます。私自身も、一人で自分のペースで進められることは独学のメリットだと感じます。
近くに資格学校がない人
現在はオンライン講座が充実しているため、住んでいる地域による差は以前より小さくなっていると思います。それでも、自宅で教材だけを使って勉強できる独学の自由度は大きなメリットです。
時間がかかってもコツコツ続けられる人
これが最も重要かもしれません。
独学では、勉強しなくても誰にも注意されません。
だからこそ、自分なりのペースでも勉強を続けられることが大切です。
逆に独学に向いていない人もいる
私は独学で合格しましたが、すべての人に独学をおすすめするつもりはありません。
たとえば、
「短期間で効率よく勉強したい」
「一人ではなかなか勉強を続けられない」
「分からないことをすぐ誰かに質問したい」
「何をどの順番で勉強すればいいのか自分で考えるのが苦手」
という人なら、資格学校や通信講座を利用するメリットは大きいでしょう。
大切なのは、「独学か資格学校か」のどちらが優れているかではありません。
自分が続けられる方法を選ぶことだと思います。
40代・50代から宅建を目指す人にも伝えたいこと
年齢を重ねてから資格の勉強を始めると、
「今から勉強して覚えられるだろうか」
「若い人にはかなわないのではないか」
と不安になることもあると思います。
しかし、最初から何時間も集中できる必要はありません。
私自身、勉強する習慣をつけるところから始めました。
大切なのは、昨日より少しでも前に進むことです。
10ページ読めなければ5ページでもいい。
1時間集中できなければ20分でもいい。
それを積み重ねていけば、数か月後には大きな差になります。
宅建は簡単な試験ではありません。
だからこそ、合格したときには「自分でもここまでできた」という自信にもつながる資格だと思います。
40代・50代から宅建に挑戦する方は、私自身の経験をもとに勉強の始め方や続け方をまとめた『40代・50代から宅建を取得する方法|勉強から遠ざかっていた私の合格体験』も参考にしてみてください。 ↓

まとめ|宅建は独学でも合格できる。ただし簡単ではない
私は宅建試験に独学で合格しました。
教材費は基本書や問題集などを合わせて約13,000円。
一方、勉強期間は約1年間でした。
費用だけを考えれば、独学を選んで良かったと思っています。
しかし、最初から順調だったわけではありません。
特に大変だったのは、宅建の難しい内容そのものだけではなく、勉強する習慣がほとんどなかった自分に「勉強グセ」をつけることでした。
それでも続けていくうちに少しずつ知識が増え、問題が解けるようになり、模試で手応えを感じ、最終的に合格することができました。
ですから、
「勉強が得意ではないから独学では無理」
と最初から諦める必要はないと思います。
ただし、「○か月勉強すれば合格できる」「○時間やれば大丈夫」とも言い切れません。
必要な時間は、その人の知識や生活環境、勉強経験によって違います。
私の場合は1年間必要でした。
お金をあまり使わない代わりに、時間を使う。
それも宅建独学の一つの方法です。
焦らず、自分のペースで勉強を続けられる人なら、宅建は独学でも十分に合格を目指せる資格だと、私は自分自身の経験から感じています。


コメント